書類は・・やっぱり大切です・・・

少し前のお話です。

 

とあるお客様と打ち合わせをして

外構工事を請け負いました。

 

打ち合わせ、工事中は全く問題無かったのですが

工事が完了して入金も頂いた3~4か月後に突然連絡がありました。

 

「見積もり金額よりも多く支払っている!!」

 

そんな訳は無いと思いながら、そのお客様宅へ行きました。

 

外構工事に限らないですが、

工事中にも追加や変更が生じることがあります。

当該のお客様宅でも大きな追加変更が1回ありました。

 

その追加変更が工事中だったこともあり、

見積書を提示し了解を得て工事を進め

工事完了後は最終金を頂いていました。

 

ただ、変更の契約書を交わしていなかったのです・・・

 

 

そこを突かれました。

 

お客様は

「契約書の金額よりも多く支払っているのはおかしい!」

 

私は

「〇月〇日に変更のお見積り書をお持ちして、了解いただきました。」

 

お客様

「そんな見積書はもらっていない!」

「こちらの手元にそんな見積書はない!」

 

~私の心のうち~

「やられた・・」

 

最終金を入金いただく際も、追加見積書を提示し

金額の説明をした記憶はあったのですが

あくまで記憶です。

確実なのは、追加変更の前に交わした当初の契約書が

あるのみです。

 

私からするとあまりに理不尽な話なので

訴訟を起こして闘う選択肢も考えました。

 

以前からお世話になっている方に相談したところ

裁判費用とそれに伴う時間を考えると

よほど損害が大きければ別だが、

穏便にすました方が良いのでは?

そのような意見でした。

 

腹立たしい限りなのですが、

追加変更契約書を交わしていなかったのは

私の落ち度です。

見積書のみで済ましていました。

 

今後、同様のケースを起こさないよう

自分への戒めとして

差額を泣く泣く返金しました。

 

~教訓~

「契約書はきっちりと交わす!」

 

 

 

 

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